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PTCがWebを使った企業製品情報管理のソフトウェアを発表

1998年04月14日 00時00分更新

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 米パラメトリック・テクノロジー社(PTC)の日本法人である、日本パラメトリック・テクノロジー(株)は、企業製品情報管理のソフトウェア(PDM)ファミリー『Windchill』を発表した。米PTCは、今年1月に米コンピュータビジョン社の同製品開発チームを買収しており、同製品を世界規模で販売する。6月26日に世界同時発売される予定。同製品は2バイト文字にも対応しているが、アプリケーションの日本語化は発売の3ヵ月後を予定している。価格はユーザーの環境により変化するとの理由で未定という。

 『Windchill』は、Webの技術を使い、企業情報管理システムを統合するもので、同社の『Pro/INTRALINK』や『Optegra』などのCADデータ管理製品を組み合わせて使うことができる。製品構成は、『Windchillファンデーション』(情報フレームワーク)、『Windchillドキュメント・マネジャ』(ドキュメント管理アプリケーション)、『Windchillコンフィギュレーション・マネジャ』(製品構成管理、製品ビューイング変更管理)、『Windchillインフォメーション・モデラ』(情報モデリング、開発環境)。



 席上、米PTC社のマーケティング・ディレクターのRick Burke(リック・バーク)氏(写真)は「『Windchill』はわが社にとっては、ダイヤモンドのようなものだ。この革命的な技術で、ドラマティックな事業展開を図りたい」と語った。また、IT製品担当副社長のHoward Heppelmann(ハワード・ヘプルマン)氏も「北米での発表も成功している。日本でもぜひ成功させたい。顧客といっしょに製品のライフサイクルを通じての、情報管理環境を提供したい」と、同製品の説明を行なった。(報道局 庄田恵美)

http://www.ptc.com/news/press/releases/windchill2.htm

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