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【COMDEX/Japan '98】インターナショナルパビリオンにて、海外出展社が展示

1998年04月06日 00時00分更新

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 “COMDEX/Japan '98”に出展している411社のうち、179社が海外からの出展。インターナショナルパビリオンでは、日本貿易振興会(ジェトロ)が16ヵ国、88社のソフトを展示・紹介しているのをはじめ、欧州、インド、韓国、台湾などの企業が出展している。

 ジェトロのブースでは、欧米・オセアニア・シンガポールに派遣した4名の専門家が収集してきた、日本初公開のソフトウェアの展示・紹介を行なっていた。そのいくつかを紹介しよう。



●米Registry Magic社、『Virtual Operator』

 音声認識技術を応用した、電話オペレーター代行ソフト。通常の会話スピードに対応。こちらの音声を認識し、ソフトが電話オペレーターの代わりに応対する。米国では、実際にピザの受発注に使用されているという。現在のところ、英語版のみ。米国での価格は、4ポート100名登録で、8995ドル(約120万円)。

●声紋認識ソフト

 米T-NETIX社の『SpeakEZ Voice Print』と、米Intelitrak Technologies社の『CITADEL Gatekeeper』が出展されている。各人固有の声紋を認識し、ユーザー認証を行なうもので、本人の声のみ認識する(録音した声には反応しない)という。米国では、こうした声紋認識ソフトが刑務所に導入されているという。

●カナダのACL Services社、『ACL for Windows』

 企業の監査業務(オーディット)を手助けするソフト。状況に応じて、双方向で自動的にデータ解析を行なったり、監査担当者が選んだ自由な方法でデータ解析を行なえるというシステム。

●カナダのMDSI Mobile Data Solutions社、『Advantex』

 電力会社、ガス会社、タクシー会社、運送会社などの現場担当者を効率的に派遣、稼動させ、スピーディーな顧客対応を低コストで実現する、多目的モバイルシステム。現場担当者をリアルタイムで監視できるという。

●カナダのACT360°MEDIA社、『TOEFL Trainer』

 インターネットで、TOEFL受験に向けて自習するサービスを提供。同サービスの特色は、人工知能を用い、受講者の特性に合わせた問題を出題するところ。よって、短期間でTOEFLのスコアを向上させることができるという。現地での価格は69ドル(約9200円)。

(報道局 西川ゆずこ)

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