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NTTドコモが“モバイルコンピューティングラボ 新宿”をオープン

1998年03月27日 00時00分更新

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 NTT移動通信網(株)は3月30日、新宿区の新宿NSビル1Fに、“モバイルコンピューティングラボ 新宿”をリニューアルオープンする。以前、同ビル7Fに開設されていたラボを移転、拡張したもので、ノートPC、携帯電話、PDA、ポケベルなど各種モバイル機器の展示、あるいはモバイル関連サービスの紹介を行なう。入場無料。

 



 フロアは、“モバイルコンピューティングコーナー”、“衛星通信サービスコーナー”、“ポケットベルコーナー”などに分かれ、リラックススペースや故障受付カウンターも用意する。説明員も常駐し、実際にモバイルコンピューティングが体験できる。

 既存製品だけでなく、試作機の展示もされている。



 まず、PDA一体型携帯電話『Dialo(ディアロ)』。携帯電話として利用できるだけでなく、単体でインターネットへのアクセス、10円メールの送受信、FAX送信も行なえる。PIM(個人情報管理)機能も搭載する。展示されているのはベータ版だが、サイズは幅167.5×奥行き77×高さ22mm、重量は230g。



 また、フリップ部分を着脱できる携帯電話『モバイルF』。PCカード型フリップのほか、『モバイルZ』やモデムカードに接続できるフリップなどが展示されており、これらを装着することで、モバイルF自身にデータ通信用機能が追加できる。各フリップはオプションとして販売する予定という。

 



 そのほか、PCカード型ポケベルをカーナビに装着し、ポケベルが受信した位置情報をディスプレーに表示するというシステム、スリーコムジャパン(株)のPDA『パームパイロット』を携帯電話に接続できるように改良した試作機などの参考展示もある。試作機はいずれも発売日、価格ともに未定。

 同社では、1日100人程度の来客を見込んでいるといい、「ふらっと立ち寄ってくれれば」と話していた。(報道局 浅野広明)

http://www.nttdocomo.co.jp/

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