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『ミッキーのマジックペイント』イラストコンテスト審査会開催

1998年03月26日 00時00分更新

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 ディズニー・インタラクティブ・ジャパン(DIJ)は、パソコン用お絵かきソフト『ミッキーのマジックペイント』のイラストコンテストを開催していたが、本日、その審査会が開かれた。応募総数は1527作品で、“アイデア部門”、“オリジナル部門”の2部門が設けられ、それぞれ未就学児の部、小学生の部、一般の部に分けられ、最優秀賞各1名、優秀賞各5名、協賛各パソコン誌の部門賞各1名の計44作品が選ばれた。発表は受賞者に連絡後、各雑誌に発表される。

 



“アイデア部門”は、ソフト内に収録されているディズニーのキャラクター、背景、小道具などのイラスト集“マジックスタンプ”を使って、ディズニーキャラクターのいる夢の世界を描くもの。“オリジナル部門”は、“お絵かきツール”のみを使用して、応募者独自の夢の世界を描くもの。一番応募が多かったのは、“アイデア部門”一般の部の526作品だった。最優秀賞にはウォルトディズニーとミッキーのブロンズ像、優秀賞にはワコムのタブレット『プレピオ』が贈られる。

 審査委員長は(株)ワコム取締役、山田正彦氏。審査委員は週刊アスキー、ASCII WEB コンテンツ、MacFan Beginners、PCFan、WindowsStart、タッチPC、HOME PC、DIJの各代表者。

 「このコンテストは、うまいとか下手とか技術的なものを評価するものではなく、このソフトをおもしろく使ってもらい、自分の夢をどれだけ込められるか、という点を審査するものとして開催しました」とDIJマーケティングマネージャー松橋祥司は述べた。

 



 審査後、審査委員長の山田氏は、「お子さんの描いた絵に点を付けるのは心苦しいし、自分も子どもがいるので点が付け難かった。未就学児だと思ったことをストレートにそのまま描くのに対し、小学生はそれにちょっと技術が入る。一般の部になるとバランスとかひねりとかが入ってくるのが見えて、自分もこんなふうに大人になってきたんだな、というのが見えて興味深かったです。結果として、最優秀賞には人のものを借りてない、オリジナリティーのある作品が選ばれたと思います。最近中学生の事件などがいろいろ起こっていますが、コピーをする、という教育に責任の一端があると思います。作る楽しみ、人とは違うことを行なう、というのを広めていける、こういったコンテストは、ぜひ続けていって欲しいです」と述べ審査会を締めくくった。(報道局 酒寄公子)

http://www.disney.co.jp/interactive/

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