“カートリッジソリューションフェア”が、今日から13日（金）まで日本オラクル（株）の本社で開催される。同社と、CSN（Cartridge
Solution Network）パートナーによる、開発ツール、電子商取引（EC）・セキュリティ、業務・業種アプリケーション関連の、カートリッジ（カートリッジは、オラクルのデータベースをベースにして、用度別のアプリケーションをつくるためのプラグインソフト）製品について、合計35セッションを通じて紹介される。
本日のセッションでは、日本オラクルにより、日本発売に先行して、『Oracle
Application Server 4.0』、『Oracle Internet Commerce Server 1.1』、『Oracle Payment
Server 1.0』の紹介が行なわれた。
●『Oracle Application Server 4.0』
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昨年の10月から出荷されている『Oracle Web Application Server 3.0』の次期バージョン。同製品は、Webとデータベース間の処理を、高い信頼性、スケーラビリティーで可能にするという。同製品のラインアップは、『同
Server4.0』（スイート製品等へのバンドルのみ）と、『同 Server 4.0,
Enterprise Edition』の2ラインアップ。『同 Server 4.0, Enterprise Edition』には、前バージョンに比べ強化されたトランザクション管理機能、障害回復機能、ロードバランシング機能、運用管理機能の設定をダイナミックに変えられる機能などが追加される。
同製品は、マルチプラットフォームのクライアントをサポートし、最新技術の“CORBA
2.0”、“Internet Inter-ORB Protocol（IIOP)”を取り入れている。出荷は、今年の初秋ごろ（8月から9月ごろ）を予定しているという。
●『Oracle Internet Commerce Server 1.1』
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インターネット店舗の運営、管理をサポートする『Oracle Web
Application Server 3.0』のJavaカスタム・カートリッジ。店舗のセットアップ・管理、ショッピング、パーソナライズ化されたショッピング、運営者のニーズに合わせたカスタマイゼーション、サイトのテストをするステージングシステム、データ収集とレポート、セキュリティーをサポートするという。
同製品は、『Oracle Web Application Server 3.0』、『Oracle 7』、『Oracle
ConText Option』、『Oracle Reports』とのスイート製品として販売される。価格は、1ユーザーあたり、40万円相当。『同
1.1』Solaris 版は、3月31日に出荷開始。『同 1.3』Windows NT版は7月から8月に出荷開始を予定している。
●『Oracle Payment Server 1.0』
電子商取引システムの運営者、決済システムの提供者を対象とした、『Oracle
Web Application Server 3.0』のJavaカスタム・カートリッジ。同製品は、電子商取引システムと複数の決済システム間のインターフェースを提供。同製品対応の決済カートリッジは、サードパーティーベンダーにより提供される。米国では、米CyberCash社のサイバーコイン、クレジットカード決済方式対応の“CyberCash”、米Verifone社のSET決済方式対応の“Verifone”、日本では、CSK（株）のCAFISを利用したクレジットカード決済方式対応の“CAFIS-LINK”、イントラネットシステムズ（株）のSET決済方式対応の“NetPay”などを含む、合計8社から、決済システムに対応したカートリッジが提供されるという。同製品は、『Oracle Web Application Server 3.0』、『Oracle 7』のスイート製品として販売される。価格は、1ユーザーあたり、20万円相当。『同 1.0』Solaris版は3月31日に出荷開始。『同 1.1』Solaris版（SET APIをサポートする）は、6月から7月出荷開始予定。『同 1.1』Windows NT版は7月から8月出荷開始を予定している。（報道局 西川ゆずこ）
http://www.oracle.co.jp/csn/csfair/index.html
