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アスキーが、Webアクセスログ解析ツールとPCモニタリングソフトを発表

1998年03月03日 00時00分更新

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 (株)アスキーは、Webアクセスログ解析ツール『SiteTracker』と、コンピュータ使用状況モニタリングソフト『com.Policy』を3月26日に発売すると発表した。

西和彦社長のコメント

 「現在アスキーは、教育分野でのインターネットの活用を模索しており、この2製品を学校を含めたネットワーク管理者向けに販売していく。すでにアスキーでは、フィルタリングソフトの『Cyber Patrol』を'96年に発売しており、それに続く製品となる」

 「今のインターネットは、いいものと悪いものが混在した状況だが、それをなんとかしなければインターネットは発展しないと思う。アメリカでも学校や図書館に接続されたインターネットでポルノなどの有害コンテンツを規制しようという動きがある。学校の図書館に問題のある本が置かれていないのと同じように、有害コンテンツを規制しないとインターネットは学校に入っていかなくなる。この点が、アスキーがこれから取り組んでいく課題のひとつである」

 Webアクセスログ解析ツール『SiteTracker』は、米Sane Solutions社が開発した『NetTracker』をアスキーが日本語化し、日本総代理店としてアスキーが国内独占販売を行なう。『SiteTracker』は、Webサーバーにインストールし、Webブラウザーから利用する。21種類のレポートフォーマットと、5種類のグラフが搭載されており、ホームページへのアクセス状況を視覚的に解析できる。



 Windows95/NT4.0やUNIXのWebサーバーに対応。価格は、『SiteTrackerスタンダード版』が6万9000円、『同プロフェッショナル版』が12万3000円、5Webサイトをサポートする『同エンタープライズ版』が36万9000円となっている。

 パソコンの使用状況をモニタリングするソフト『com.Policy』(コム・ポリシー)は、パソコン画面の画像データを含むドキュメントのかたちで、パソコンの使用状況を把握する。スクリーンショットを、どのディレクトリーにどれくらいの時間間隔(最短で1分間隔)で保存するか、などの指定が可能。また、実行アプリケーション、使用されたファイル、アクセスしたWebページのタイトルなどをテキストベースで収集することもできる。オープンプライスで、アスキーでは店頭価格を2万5000~8000円と予想している。(報道局 佐藤和彦)



・アスキーのホームページ
 http://www.ascii.co.jp/

・『SiteTracker』の製品紹介
 http://www.sitetracker.solution.ne.jp/

・『com.Policy』の製品紹介
 http://www.compolicy.solution.ne.jp/

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