インフォ・アベニュー（株）（旧称/伊藤忠インターネット株式会社）は、NTT移動通信網（株）に資本参加を受け、携帯電話などで利用する合成音声によるEメール読み上げサービス『トークメール』を、3月2日に開始する。サービスは、個人ユーザー向けと法人ユーザー向けがあり、個人向けが30秒約10円の従量制、法人向けが5ユーザー5900円からの月額固定制となっている。
同サービスは、NTT移動通信網（株）が3月2日に開始する、携帯・自動車電話による情報料金回収代行サービス『モバイルQサービス』を使った、最初のコンテンツサービスとなり、携帯電話ユーザーが一般電話でのQ2サービスのように、携帯電話からも有料情報の利用が可能になるという。
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同サービスは、合成音声によるEメール読み上げサービスだけでなく、FAXからの取り出し、ドコモのインフォネクストシリーズへの着信通知、などが可能。Eメールの読み上げサービスも、新着順に本文を聞くことや、一覧で差出人と件名だけを聞くこともできる。また、特定のメールだけを読み上げるフィルター機能などもある。同席した（株）マップインターナショナルも、情報を提供することを表明した。
席上、同社代表取締役社長の宮川滋氏は、「“移動体通信”と“インターネット”のふたつのメディアを、より便利なかたちで利用できるサービスを提供していきたい」また「文字を音声に変換する機能を活かし、視覚障害の方々のお役に立てる、バリアフリーのツールとしても展開していきたい」と語った。なお、目標会員数は初年度4万人、2年目には10万人を見込んでいる。（報道局 庄田恵美）
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