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マステック・システムズ・インクが日本での製品販売を開始

1998年02月06日 00時00分更新

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 台湾に本社があるスキャナー製品のメーカーマステック・システムズ・インク(Mustek Systems Inc.)は、2月より日本市場に参入する。スキャナー需要が高まり、本国では売上が毎年倍々で増えているのを受けて、日本・イギリス・シンガポール市場にも参入する。ヨーロッパ、米国では同社のスキャナーは人気が高く、IDCの12月の統計ではHP社を抜き全世界で生産台数が1位であったという。

 第1弾としてA4サイズまで入力可能なフラットベッドタイプのスキャナー『PLUG-N-SCAN 600 III EP Plus』を発売する。Windows95/3.1対応で価格は3万4800円。幅439×奥行き299×高さ85.5mm。解像度は300×600dpi(ソフトウェアにより最大4800×4800dpi相当まで)。カラースキャン30bit入力に対応、読み取り時間はカラーのUSレターサイズで100dpiのとき、10秒。インターフェースはパラレルポートで、SCSI-2タイプ(SCSI-2ボード付き)は来月4万4800円で発売予定という。



 OCRソフトとして(株)ノヴァの『超整理er』、画像処理ソフトにカノープス(株)『iPhotoExpress』、台湾NewSoft Technology社(販売はユーマックスジャパン(株))の『Presto!PageManager』が標準添付されている。

 同社では今後毎月1製品ずつ、4月に600dpiでパラレルポート接続のスキャナー、5月に同SCSI-2接続タイプ、6月にA3サイズのパラレルポート接続スキャナーの発売を予定しているという。画像入力に関してはトップメーカーであると自信があるそうで、夏以降には“画像入力”の製品としてデジタルカメラとUSB対応のCCDカメラの発売も予定している。(報道局 酒寄公子)

http://www.mustek.com.tw/

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