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“SD'98”と“BeDC”で『BeOS for IntelRelease 3』が登場

1998年01月30日 00時00分更新

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 米Be社(カリフォルニア州メンロパーク)は28日、2月10日から12日までサンフランシスコで開催される“Software Development '98 Conference(SD'98)”、および3月19、20日にサンタクララで開催される“Be Developer Conference(BeDC)”で 同社のIntel版BeOSをデモンストレーションすると発表した。両カンファレンスの参加者には『BeOS for Intel Pentium processors』の最初のコンプリート・コピーが配布される。

 米Be社の会長兼CEOであるジャン=ルイ・ガセー氏は「両イベントにのぞむにあたって、われわれは喜びにたえない。今回、BeOS for Intelの最初のリリースを出荷することになるが、われわれは興奮を禁じ得ない。子供を自慢しない親がいないように、弊社のOSがアプリケーション開発メーカーと良好な関係がもてることを期待する」と語っている。

 Be社はサンフランシスコのモスコーンセンターで開催されるSD'98のNorth Hall、454番ブースで出展し、Intel版およびPower Macintosh版のBeOSが展示される。ここでは各種オーディオ、ビデオ、画像処理、テキスト処理などのアプリケーション、開発ツールもデモされる予定。

 3月のBeDCは、現在のBeOS向けアプリケーションの開発者に加えて、Windows、UNIX、Mac OSで経験のある開発者を対象としている。同カンファレンスではキーノートスピーチに始まって、ふたつのトラックに分かれてBeOSの基礎から高度な利用法に至るまでセッションが行なわれる。また、セッションには製品の市場投入方法、インターネット上での流通に関するトピックも含まれ、BeOS開発ツール、アプリケーション、関連書籍も展示される予定。

 カンファレンス参加者には『BeOS for Intel Release 3』が配布され、登録者には4月リリース予定の『BeOS for Power Macintosh Release 3』が無料で送られる。(報道局 河村康文)

http://www.be.com/(米Be社)

“Be Developer Conference”については
http://www.be.com/developers/BeDC_info.html

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