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富士通が、金融ビッグバン対応サービス“@FINANCIALVISION”を発表

1998年01月28日 00時00分更新

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 富士通(株)は、金融ビッグバンに対応する金融機関や商社、メーカー向けのサービス“@FINANCIALVISION”(アルファフィナンシャルビジョン)を発表した。

 同サービスは、同社がこれまで提供してきた金融関連サービスに、今後重要度が高まるサービスを加えて、7つのジャンルに体系化したもので、インターネット取引や電子マネーに対応した“新顧客チャネルソリューション”、顧客ニーズの細分化・高度化に対応するための“営業店/自動機ソリューション”、マーケティング強化のための“マーケティングソリューション”、改正外為法の施行に合わせた新たな決済方式実現のための“新決済サービスソリューション”、リスク管理システムを構築するため“リスク管理ソリューション”、資金運用管理のための“キャピタルマーケットソリューション”、アウトソーシングを行なうための“アウトソーシングソリューション”の7つを提供する。

 100人のSEと、10人の営業担当者が中核となり、全社で2000人のSEと、営業1300人がサービスを提供する。同社では、同サービスを金融機関だけではなく、日本版ビッグバンの進展に合わせて、金融機関以外の商社やメーカー向けにも提供する方針。

 同社の金融関連サービスのシェアは、日本では日本アイ・ビーエム(株)に次いで2位を占めているという。同社では、「年間1兆円程度の市場規模があり、毎年7~8パーセント程度伸長する中で、現在29パーセントのシェアを、2000年には33パーセントにまでもっていきたい」としている。(報道局 佐藤和彦)

http://www.fujitsu.co.jp/

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