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NECが高速3Dグラフィックスワークステーションを発売

1998年01月28日 00時00分更新

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 日本電気(株)は、同社のワークステーション『Express5800/50シリーズ』に、同社が開発した3Dグラフィックスアクセラレーター『TE3V』または『TE3VL』を搭載した高速3Dグラフィックスワークステーション『Express5800/55』を発売した。価格は143万円より。

 TE3Vは、 OpenGL性能ベンチマークテスト「Viewperf CDRS-03」値が70と、Windows NT Workstation 4.0採用のワークステーションとしては業界最高レベルの描画性能をもつ。TE3VLは同測定値50で、いずれのモデルもCAD/CAMや各種エンターテイメント業界などでのCG制作に利用できる。

 主な仕様は、CPUにPentiumII-333MHzを搭載し、最大2CPUに拡張可能、64MBメモリ(最大512MB、ECC付きSDRAM)、4GB HDD(Ultra Wide SCSI)、24倍速CD-ROMドライブ、100BASE-TX対応Ethernetアダプタなどを装備し、WindowsNT Workstation4.0をプリインストールする。HDDの故障などの障害をインターネットや公衆回線経由で監視センタに通知する予防保守サービス“エクスプレス通報サービス”も提供され、ワークステーションの導入や運用におけるトータルコストも削減されている。



 価格はTE3V搭載モデルが173万円、TE3VL搭載モデルが147万円。2Dアクセラレータ(ダイヤモンドマルチメディア社製『FireGL1000Pro』)を搭載したモデルも用意され、価格は80万円。(アスキー編集部 行正和義)
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9801/2801.html

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