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BMCソフトウェア、新社長の就任記者会見を実施

1998年01月28日 00時00分更新

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 日本ビー・エム・シー・ソフトウェア(株)(BMC)は、'97年12月1日に同社社長に就任した波多野邦彦氏の就任記者会見を行なった。

 波多野社長

 Hunter副社長

 波多野氏は、早稲田大学第一政治経済学部を卒業後、三菱商事(株)に入社、 その後(株)テクノダイヤ社長、日本デルコンピュータ(株)常務などを経て、'97年12月1日付で同社に入社した。会見では、「実は、BMCのことを昨年まで知らなかった」と告白、まず会社の知名度を上げたい、と抱負を述べた。「BMCは、もともとIBM製のメインフレーム向けにソフトウェアを開発してきた会社だが、3年ほど前から、WindowsNTやUNIXなどのオープンシステム向け製品にも力を入れている。両方の市場に対応できるのがこの会社の強み。アメリカでも確実に成長を遂げているが、日本ではアメリカを超える成長を目指したい」と情報産業畑を歩いてきた自負をのぞかせつつ語った。

 米国本社からは、J.R.Hunter副社長が来日し、本社の業績を紹介、売上56.3億ドル(約7000億円)、利益16.4億ドル(約2000億ドル)の事業規模、毎年40パーセントの売上高の伸びなどをアピールした。ここでもやはり知名度に対するこだわりを見せていた。



 また、本日から順次販売を開始する統合運用管理ツール『PATROL』シリーズ6 製品について、説明を行なった。同シリーズは、多種のOS、データベース、アプ リケーションが混在する環境において、障害の監視や、管理/修正を行なうも の。分散アーキテクチャーを集中制御する“コンソール”、サーバーに搭載しコ ンソールに依存することなく機能する自立型プログラム“PATROLエージェン ト”、それぞれのOS、データベース、アプリケーションを管理するのに必要な情 報をPATROLエージェントに提供する“知識モジュール”から構成される。今回発 表したのは、知識モジュールの6製品。概要は以下のとおり。

    WindowsNT対応、本日発売
  • 『WindowsNT管理用知識モジュール日本語版』(8万5000円~)
  • 『Oracle8対応Oracle管理用知識モジュール日本語版』(23万9000円~)
  • 『Oracle7対応Oracle管理用知識モジュール日本語版』(23万9000円~)
  • 『LotusNotes R4J管理用知識モジュール日本語版』(8万7000円~)

    UNIX対応、3月発売予定
  • 『Oracle8対応Oracle管理用知識モジュール日本語版』(23万9000円~)
  • 『LotusNotes R4J管理用知識モジュール日本語版』(8万7000円~)
(報道局 浅野広明)
http://www.bmc.co.jp/

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