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ブレーン、インターネットの接続先切り替えソフト『HtoO』を発売

1998年01月26日 00時00分更新

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 (株)ブレーンは、インターネットに接続する際に、1台のパソコンでLAN経由や複数のプロバイダーを切り替えて使う場合でも、ブラウザーやメールソフトなどの設定を変更することなく接続できるようにするソフト『HtoO』を2月13日に発売する。

 ノートパソコンを持ち歩き、会社ではLAN経由で接続し、自宅ではダイヤルアップ接続といった場合でも、『HtoO』がシステムに常駐し、ブラウザーやメールソフトなどの設定の違いを吸収することで、接続先を変更しても、各ソフトの設定を変更することなくインターネットに接続できる。

 ブラウザーやメールソフトの接続先に『HtoO』を指定し、『HtoO』上で接続先ごとの設定ファイルで、ダイヤルアップやLANなどの接続方法の指定、アカウントやパスワードの管理などを行なう。これにより、『HtoO』上で接続先を選ぶだけで、ブラウザーやメールソフトなどの設定を変更することなく利用できる。

 対応プロトコルは、HTTP、SMTP、POP3、SOCKS V4/V5、RealAudio、RealPlayerなどで、SOCKSクライアント機能(SOCKS V5)に対応しているので、ファイヤーウォールを介しての利用も可能。また、ネットワークのトラフィックをグラフ表示するトラフィック監視機能や、ダイヤルアップ接続中の無通信状態を監視し、設定時間に従い自動的に電話回線を切断する機能などもある。

 Windows95用で、ブラウザーやメールソフトなどは別途必要。価格は、本体のみの『HtoO(5ユーザーパック)』が9万9900円。プロキシーサーバー・ソフトウェアの『PROXY97 エンタープライズ版』がセットになった『HtoO(5ユーザーパック) with PROXY97』が11万9900円。サイトライセンスでユーザーを追加する場合、1ユーザーにつき1万9900円。6ヵ月間で2000本(1万ユーザーぶん)の販売を目指すとしている。(報道局 中山実)

http://www.brain-tokyo.co.jp/products/

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