ローランド(株)は、同社が開発したGSフォーマット対応シンセサイザーMIDI音源『サウンド・キャンバス』の音色データセットを、アップルコンピュータ(株)にライセンス提供する。これにより、アップルは、同製品をQuickTime
3.0に組み込む。
同社のGSフォーマットは、GM(General MIDI)システムを拡張したもので、今回のQuickTime
3.0には、このGMシステムに準拠した128種類の音源が収録される。
同社の会長兼最高経営責任者である梯郁太郎氏は「MIDIによるインタラクティブオーディオの鍵は、さまざまな音楽コンテンツを正確に再生することだと信じている。今回アップルがサウンド・キャンバスの音源セットとGSフォーマットを採用したことを誇りに思う」と語っている。(報道局 庄田恵美)
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