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データ・ジェネラル・ジャパン、マルチプロセッサー対応のサーバー製品を発表

1998年01月20日 00時00分更新

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 データ・ジェネラル・ジャパン(株)は、PentiumPro-200MHzを最大4基搭載できるマルチプロセッサー仕様のデパートメント(小・中規模向け)・サーバー『AV3650』などを発表、販売を開始した。価格はオープンプライス、オムロンアルファテック(株)や(株)エスアイインフォジェニックなどの代理店を通じて販売する。

 512KBまたは1MBのキャッシュメモリー、ECCをサポートする4GBのメモリーなどを搭載し、ハードウェア管理機能などを装備する。デュアルPCIバス・デザインを採用、バスマスター機能を持つ7基のPCIスロットや4基のEISAスロット、1基のPCI/IESA共用スロットを装備し、複数のSCSIアレイ・コントローラーを使用できるという。

 OSはWindowsNT Server、米Novell社『IntranetWare』、米The Santa Cruz Operation社『UnixWare』、The Santa Cruz Operation社『OpenServer』、米Citrix Systems社『WinFrame Enterprise』、同社の『DG/UX』など6種類に対応。WindowsNT Enterprise Editionではクラスター・システムにも対応している。

 同製品を利用した『NTクラスタ・インア・ボックス』は1台のキャビネットに4基のPentiumPro-200MHzをラックマウントした構成で提供され、RAID技術や遠隔自動診断用のNTerprise Manager管理ツール、米Veritus Digital Technologies社のフェイル・オーバー用ソフト『Firstwatch』または『Microsoft Cluster Server』などが組み込まれる。

 UNIXアプリケーション用に、同製品を最大4台までのクラスタリング構成で提供、DG/UXクラスター・ソフトにより複数のAVサーバーを接続、レプリケーション・サーバー・ソフトウェアにより、大規模なネットワークでもアプリケーションやデータの共用・利用ができるとしている。

 同時に、大規模ネットワーク用のサーバー『AV8600』を発表した。価格はオープンプライス。

 PentiumPro-200MHzを最大8基まで搭載できるマルチプロセッサー仕様のサーバーで、最大8GBのECCメモリーをサポート。NTマーケットに対し、スケーラブルな高可用性のサーバーとストレージ・システムを提供、WindowsNT Enterprise EditionやSQLServerを搭載することで、ミッション・クリティカルなアプリケーションに利用できるとしている。

 両製品とも、同社のSMP技術(Symmetric Multi  Processor:対称型マルチプロセッシング。複数のCPUを同等なものとして振る舞うことができるマルチプロセッシングの方法)を採用している。(報道局 井上哲郎)

http://www.dg.com/

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