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エル・アンド・エイチ・ジャパンが音声認識・合成エンジンを開発

1998年01月19日 00時00分更新

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 エル・アンド・エイチ・ジャパン(株)は、音声認識・音声合成エンジンを開発、同社および(株)インテックが1月末よりWindows95/NT対応の開発キットとしてシステム、アプリケーション開発会社向けに販売を開始する。同ソフトは、日本語、アメリカ英語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、アラビア語の9ヵ国語を認識可能で、現在中国語への対応を進めているという。

 音声認識エンジンは、発声された単語や文章などをテキスト変換するソフト。コピー機や空調などオフィスの雑音があるところでも使用可能で、不特定話者に対応、認識語登録数は無制限。

 音声合成エンジンは、漢字かなまじりで入力されたワープロ文書などのテキストを自然なイントネーションでシステムが発声。性別、音量、話速の変更が可能で、15万語の日本語辞書を搭載している。

 今後は高騒音環境用や電話音声用のエンジンも発表し、カーナビゲーションやカーオーディオ、PDA、CTIなどにも対応する予定。なお同社は、ベルギーのLernout & Hauspie Speech Products 社、ヤマハ(株)、(株)インテックの3社によって'95年に設立された。(報道局 若名麻里)

http://www.lhj.co.jp/(エル・アンド・エイチ・ジャパン(株))
http://www.intec.co.jp/((株)インテック)

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