このページの本文へ

京セラがネットワーク対応のエコシス・プリンタ新製品を発表

1998年01月19日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 京セラ(株)は、ノンカートリッジ技術により、ドラムカートリッジを使い捨てにせず、トナーのみの補給で印刷できる『エコシス・プリンタシリーズ』の新製品『ECOSYS LS-3700』を2月2日に発売する。価格は24万8000円。同製品は、同社が'97年2月に発売した『ECOSYS FS-3700』をベースに、日本語エミュレーション環境に対応したモデル。

 プリント方式は、半導体レーザーによる乾式電子写真方式。IBMのPowerPC630eを搭載し、最大18/分の印刷ができるという。解像度は2400dpi×600dpi、印刷コストは約0.7円/枚。メインメモリーは標準4MBで、オプションで36MBまで増設が可能。

 オプションのネットワークボードにより、TCP/IP、NetWare、EtherTalk環境に対応。ネットワークでの活用を便利にするネットワーク管理ソフト(KPM :Kyocera PrintMonitor)を標準で装備し、手元のパソコンから用紙サイズや用紙切れの確認を行なうことができる。エミュレート可能なプリンターは、日本電気(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、エプソン販売(株)、富士通(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)などの一部と、オプションでKPDL2(日本語Post Scriptレベル2互換)。

 内蔵フォントは、日本語が明朝体、ゴシック体(アウトライン)、JIS第一、第二水準準拠。欧文がビットマップフォント80種類、アウトラインフォント45種類。OCR文字が、OCR-A、OCR-B、OCR-カナ。バーコード出力機能もあり、カスタマーコード、JANなど14種類を標準で内蔵。

 用紙サイズはA4のカセットと、マルチパーパストレイ(A4~80×148mm)で、B5、A5、レター、リーガル用カセットはオプション。補給枚数はカセットで250枚、マルチパーパストレイで100枚。(報道局 庄田恵美)

http://www.kyocera.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン