このページの本文へ

DDIが、新しい通信機能“α-ALPHA5”の概要を発表

1998年01月14日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 第二電電(株)は、DDIとNTTのうち通信料金の安い回線を自動的に選ぶ“DDI選択機能”や、“端末間ショートメッセージ機能”、“インターネット国際FAX通信機能”を搭載した新しい通信機能“α-ALPHA5”(アルファファイブ)の概要を発表した。

 同機能は、2月に発売される九州松下電器(株)製の『おたっくす KX-PW21CL』など、'98年中に発売される28機種のコードレス電話やFAXなどに搭載される予定。

 “α-ALPHA5”の主な機能は、基本機能として、DDIとNTTのうち通信料金の安い回線を自動的に選ぶ“DDI選択機能”、国内および国際電話の通話料金を表示する“料金表示機能”、各地域の公共施設やDDIのテレホンサービスの電話番号を自動的に登録する“α-DIAL”(短縮番号自動登録機能)、アルファベット、数字、カタカナによる文字メッセージを送受信できる“α-MAIL”(端末間ショートメッセージ機能)がある。

 また、コードレス電話やFAXを製造するメーカーなどが独自に付加できる機能として、インターネットを含むテレビ番組情報、買い物情報、天気予報などの情報サービスをFAXで受信できる“α-NEWS”('98年3月サービス開始予定)がある。また、DDIエンジニアリング(株)が提供するインターネット国際FAX通信サービスに加入することによって、国際FAX通信を低価格で行なえるようになる“α-FAX”(インターネット国際FAX通信機能)もある。

 これまでの同社のユーザー向けサービスのひとつに、市外通話の際に、NTTと同社を含む市外通話新電電3社の通信料金を比較して、最も安い回線を利用する“LCR機能”があった。しかし、“α-ALPHA5”では、NTTとDDIの料金を比較して安いほうを選択するだけで、現在市内通話が最も安い東京通信ネットワーク(株)の“東京電話”や、2月からの値下げを公表している日本テレコム(株)との接続は行なわないなど、通信料金の安さをサービスのポイントとしたものではなくなっている。同社では、「通信料金以外の付加価値に重点をおいた機能を拡大させていきたい」としている。(報道局 佐藤和彦)

http://www.ddi.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン