日本電気（株）は、LANシステム構築を予定している企業向けに、構築期間の短縮やTCO削減を可能とするシステムインテグレーション（SI）サービス“PCトータルバリューサービス”を開始した。利用料金は、基本設計料が30万円から、インストール料が1台1万円から。
同サービスは、LANシステム構築の導入段階で、システム企画から設計支援、アプリケーションソフトのインストールやカスタマイズ、各拠点への配送などを行なうもの。ソフトのインストールやカスタマイズを専門に行なう同社の“カストマイズサービスセンター”で、一括インストールやカスタマイズを行ない、構築期間の短縮を図る。また、専任の技術スタッフ10人を配置し、システムの構築規模に応じて、ハードウェアやソフトウェアの構成などの企画、インストール設計や実際のインストール、カスタマイズ、配送などについてサポートする。なお、同社製品以外の製品についても、顧客のニーズに応じて、ハードウェアやソフトウェアを調達し、システム導入にあたる。
同社は、このサービスを利用することで、例えばクライアント数が数百台規模のLANシステムを全国展開する場合、従来は1ヵ月以上要していた構築期間を、最短1週間にすることが可能だとしている。（報道局 桑本美鈴）
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