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NTT、インタラクティブ遠隔教育システムのサービストライアルを開始

1998年01月09日 00時00分更新

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 日本電信電話(株)は、慶応義塾大学大学院経営管理研究科千本研究室と共同で、“インタラクティブ遠隔教育システム”のサービストライアルを1月13日に開始する。

 今回のサービストライアルは、光ファイバーや384Kbit/sの高速ISDN回線と、これらに対応するテレビ会議システム『フェニックス』などを利用し、LANに接続されているPCで遠隔教育を受けられるというもの。データ量の多い教材を先生と生徒がそれぞれ共有し、お互いの顔を見ながらディスカッションできる。また、64Kbit/sや128Kbit/sのISDN回線と、テレビ会議システムやテレビ電話を使っての遠隔教育も同時に実施する。受講方法は、サテライト会場で個人または複数で同時に受講する方法と、在宅でテレビ電話を利用する方法がある。

 トライアル当日は、慶応義塾大学大学院経営管理研究科の日吉教室と、東京大手町のサテライト会場、横浜と天王洲の一般住宅を、光ファイバーやISDN回線で結び、テレビ会議システムを利用して遠隔教育を行なう。

 同社は、今後さまざまな遠隔教育が想定されることから、これら高速回線を使用した実験により、容易性や経済性など多方面から遠隔教育の事業性について検証したいとしている。(報道局 桑本美鈴)

http://www.ntt.co.jp/index-j.html

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