このページの本文へ

情報処理振興事業協会、'97年ウイルス被害届け出状況をまとめる

1998年01月09日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 情報処理振興事業協会は、'97年12月のコンピューターウイルス被害の届け出状況および、'97年1年間の状況をまとめた。

 これによると、'97年12月の被害届け出件数は134件。この中で、被害台数の最も多かった届け出は、100台のPCにマクロウイルス“WordMacro/Cap”が感染したケースと、同じく100台のPCにマクロウイルス“ExcelMacro/Laroux”が感染したケース。また、届け出のあったウイルスは26種類。件数はマクロウイルスが110件で、従来型が52件。届け出件数の多いウイルスは、マクロウイルスの“ExcelMacro/Laroux”が52件、“WordMacro/Cap”が48件となっている。

 年間の合計数は'96年の約3倍に当たる2391件となっており、マクロウイルスの被害の増加が主な原因とみられている。(報道局 桑本美鈴)

http://www.ipa.go.jp/index-j.html

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン