日本電気テレコムシステム(株)は、Webブラウザーや『PowerPoint97』を利用してプレゼンテーションを行なうためのマルチメディアJavaオーサリングツール『NetMCバージョン2.0』を発表した。インターネットでオンライン販売され、価格はダウンロード版が6500円、CD-ROM版は7000円。12月25日に発売する。
タイムラインとページレイアウトによりデータを作りながら確認できるほか、マウス操作や時間指定などによりイベントを発生させることができたり、複数のホットスポット設定などの機能を持つ。そのほか、JavaアプレットによるWebブラウザー上での再生やプレゼンテーションファイルのパッケージ機能、テキストのスクロール機能などを搭載。サウンドとグラフィックによるマウスオーバー機能により、マウスのポインターをグラフィックなどに乗せるだけでクリックをしなくても、グラフィックに変化を付けたり、音楽の再生などが行なえるという。
Webブラウザー上では、グラフィックやテキスト、サウンド、ロジックを使用でき、作成したデータはJavaアプレットとして再生される。ActiveXで取り込まれたPowerPoint97上のプレゼンテーションでは、グラフィックやテキスト、サウンド、MIDI、ビデオ、CDオーディオ、ロジックなどを利用できるとしている。
動作環境は、Pentiumを搭載し、Windows95/NT4.0などをインストールしたシステムで、16MB以上のメモリー、15MB以上のHDD、640×480ドット(256色以上)表示できるディスプレーなどが必要。(報道局 井上哲郎)
http://www.mesh.ne.jp/ntes-abiko/NetMC/