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ナナオ、USBハブ搭載19型モニタEIZO FlexScan E67Tを発売

1997年12月18日 00時00分更新

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 (株)ナナオは、同社のEIZOブランドのモニタとして、新たに19型アパーチャーグリル(トリニトロン)ブラウン管を搭載し、USBハブ機能を標準装備した『EIZO FlexScan E67T』を発表、'98年1月16日に販売を開始する。

 新型ブラウン管は、既存の19インチ製品『FlexScan E67F』に比べてよりフラット(曲率1600R)になった管面を採用。表示画面の歪み補正に新設計のDSP(Digital Signal Processor)回路を採用することにより、従来の台形/糸巻き/弓形/平行四辺形などの歪みに加え、波形(S字形/W字形)の歪み補正も可能になった。従来から継承するオートサイジング機能により、入力周波数に合わせた最適なサイズの表示を行なえる。背面メンテナンスポートとパソコンのRS-232C端子を接続もしくはUSBでパソコンと接続していれば、マウスを用いて各種画像調整を行なえるWindows95用ソフト『ScreenManager Pro for USB』が付属する。USBハブ機能は、アップストリーム(パソコン側)×1とダウンストリーム(周辺機器側)×4ポートを搭載。モニタ前面下部にフリップオープンのダウンストリームポートを1口持ち、周辺機器の手軽な接続が可能(残りのポートはモニタ背面に配置)。

 基本仕様は、対応周波数は水平30~96kHz/垂直50~160Hz、推奨解像度は1280×1024ドット(85Hz)/最大解像度は1600×1200ドット(75Hz)、入力端子はD-Sub×1/BNC×1の2系統(優先表示機能付き)、TCO'95/VCCIクラスBなどのエルゴノミクス規格に準拠する。本体サイズは452(W)×478(D)×455(H)mm、重量は26.5kg。USBケーブル、DOS/V用ディスプレイケーブル、Macintosh用接続コネクタなどが付属し、価格は21万5000円。(アスキー編集部 行正和義)

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