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マイクロソフトと東芝、Windows98用のDVD機能を共同開発

1997年12月18日 00時00分更新

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 米マイクロソフト社と(株)東芝は、Windows98に搭載するDVD対応機能を共同開発してきたが、評価版『Windows98 beta 3』でそれを明らかにすると発表した。

 Windows98はDVD用のアーキテクチャーを装備する予定で、DVD-ROMドライバーのほか、WDM(Win32 Driver Model)をベースにしたデバイスドライバー、DirectXのビデオ操作機能もサポートする。Windows98の開発段階で、東芝は自社のDVDドライバーやDVDを稼動させるアプリケーション、DirectShowベースのソフト技術などを提供している。また、東芝のDVD用コントローラー『Timpani-I』も使用されており、MPEG2ビデオの読み取りやビデオミキシングにも対応。インターフェースはオーディオ、ビデオ、PCIのほか、デジタルビデオもサポートしている。

 マイクロソフトのWindows98担当ゼネラルマネージャーBill Veghte氏は、「ハイクオリティーのオーディオとビデオを望むWindowsユーザーは、ますます増加している。DVDは今日の市場に大きな影響力を持っているメディアで、東芝と協力することで強力なDVD対応機能を開発できるだろう」というコメントを発表した。(報道局 浅野広明)

http://www.microsoft.com/

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