ユーマックスジャパン(株)は、ハイエンドタイプのスキャナー『PowerLook』シリーズ2モデルを発表、12月後半から順次出荷を開始する。価格は光学解像度1200×2400dpiの『PowerLook
III』が59万8000円、同最大3048×3048dpiの『PowerLook 3000』がオープンプライス(店頭実売価格約100~120万円)。
PowerLook IIIは、RGB各色12bitの読み取り階調を持ち、濃度レンジは3.4D、最大読み取りサイズは透過原稿で215.9×254mm、反射原稿が215.9×297mm。
PowerLook 3000は、解像度や読み取り範囲によってレンズを使い分ける“デュアルレンズ方式”を採用。RGB各色14bitの読み取り階調、3.6Dの濃度レンジ、最大読み取りサイズは286×297mm。4×5サイズ程度の原稿なら、2000万円相当のドラムスキャナー並みの性能を持つという。
両モデルとも、独自のASICでコントロールすることにより、SCSI経由でもRGB各色12bit/14bitの出力が行なえ、16bitモードに対応する『Adobe
Photoshop4.0』などをフルに活用できるとしている。
Macintosh、Windows3.1/95/NTに対応し、ドライバーソフト『Magic Scan』が付属する。(報道局 井上哲郎)
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