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IBM、年末記者懇親会を開催北城社長「悲観はしていない」

1997年12月11日 00時00分更新

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 日本アイ・ビー・エム(株)は、毎年恒例となったプレス関係者向けの懇親会を開催した。100人以上の関係者が集まった中、北城社長は「なかなか100を切れない」というゴルフの話を交えながら、コンピューター業界における現状などについて次のように語った。

 「年末になるにつれ、アゲインストの風が強くなってきた。だが、悲観はしていない。日本の“ハイテク”に支えられた製造業はまだまだ強く、基本的な力強さは失っていない。個人消費のためにも所得減税をしていただきたい。消費が回復すれば、あとは会社次第だ」などと終始笑いを交えながら語っている。

 '98年度の柱として、“ネットワークコンピューティングの推進”から一歩前進した、“e(イー:Electronics)ビジネス”などを掲げ、インターネットにおけるビジネスへの活用を推進していくとしている。

 会場では、'98冬季長野オリンピックの入場パス製作の実演デモなどが行なわれ、注目を集めていた。

 宴もたけなわの会場で、大活躍していたのが副社長の佐伯達之氏。グラスを片手に報道関係者に挨拶しながら、暦より3週間ばかり早く“トラ”になっていた。(報道局 井上哲郎/庄田恵美)

http://www.ibm.co.jp/

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