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KDDがインターネット用映像伝送方式のストリーム型バージョンを開発

1997年12月11日 00時00分更新

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 国際電信電話(株)は、“クオリティモーション”のストリーム型バージョンを開発した。“クオリティモーション”とは、インターネット用の超低速映像伝送方式のことで、情報量の圧縮で生ずるノイズを消去し、映像の内容に応じ情報量の割り当てをすることにより、28.8kbpsという通常の電話回線レベルでも、解像度の高い動きのなめらかな映像伝送ができるシステム。

 この新バージョンでは、ダウンロードしながら映像の再生が可能になったことにより、リアルタイムに近い形で映像を見ることができるようになった。また、KDD独自のストリーム再生処理方式の開発により、ファイルの大きさに関わらず、10秒以内で再生が開始できるのが大きな特徴となっている。

 この方式によるパソコン用映像閲覧ソフトは、下記のKDDホームページから無料で手に入れることができる。映像配信システムは、今年度内にKDDの子会社(株)KDDテクノロジーから発売予定。また、日本ビクター(株)のホームページ(http://www..jvc-victor.co.jp/tvf/)で、同社が配信している映像を“クオリティモーション”で見ることができる。(報道局 酒寄公子)

http://www.kdd.co.jp/

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