国際電信電話（株）の子会社である（株）ケィディディコミュニケーションズは、インターネット国際電話サービス“KCOMスーパーエコノミーフォン”を、15日に開始する。電話をかけられる地域は、当初15ヵ国から開始し、順次拡大する予定。
利用方法は、IDとパスワードを使用して外出先からでも利用できる“どこでもダイヤル”方式と、発信電話番号通知機能（'98年1月末まではISDN電話、デジタル携帯電話、PHSのみ利用可能）を利用する、IDやパスワードが不要な“かんたんダイヤル”方式の2種類がある。
通話料は、米国あて1分30円、英国あて1分45円、香港・シンガポールあて1分75円などで、通常の国際電話より5～7割安くなる、という。
ただ、アクセスポイントは、東京、大阪の2ヵ所だけで、市外局番が03と06の地域はフリーダイヤルを利用できるが、その他の地域やデジタル携帯電話、PHSからアクセスする場合は、アクセスポイントまでの通話料を負担しなければならない。
契約料は無料。月額基本料は500円だが、KCOMインターネット接続サービスの利用者は無料。また、'97年12月～'98年1月は、キャンペーン期間として月額基本料が無料となる。支払いはクレジットカードのみ利用できる。（報道局 佐藤和彦）
http://www.kcom.ne.jp/
