ソフトバンクフォーラム(株)が主催するデジタル・パブリッシングのトレードショー&カンファレンスイベント“SEYBOLD
SEMINARS TOKYO 97”が、千葉県幕張メッセにて開催中(12日まで)。同イベントは、インターネットやCD-ROMなどを含めたデジタル・パブリッシングについての専門イベント。今回が日本においての二度目の開催となる。
展示会の出展者は、海外からの出展5社を含む計87社。主な出展は、マクロメディア(株)や、クォークジャパン(株)、アドビシステムズ(株)など。会場でもっとも大きいブースはマクロメディア(株)で、12月9日に発売されたばかりのHTMLエディター『Macromedia
Dreamweave』や『Macromedia Flash2J』のデモに人が集まっていた。ついで人気があったのは、アドビシステムズのブース。デザイナー御用達ソフトとして名高い『Adobe
Photoshop』や『Adobe Illustrator』のデモよりも、『Adobe Acrobat』を使ったPDF活用法のデモに人だかりができていた。先日発表された同社初の日本語フォント『小塚明朝』のMacintosh版も展示されていた。
セミナーやカンファレンスも数多く開催されているが、一番の目玉は11日、12日に行なわれるメーカー主催の特別無料セミナー。11日にはアドビシステムズ(株)がAdobe
Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe PageMaker、Adobe Acrobatを使ったデザインテクニックを、12日には(株)ソフトウェア・トゥーとクォークジャパン(株)が発売直前の『Quark
XPress 4.0 日本語版』と『Quark Immedia
日本語版』の概要を紹介する。両日ともに定員数800人の募集だったが、応募が殺到したため急遽追加セミナーが決定されたほど。特にQuark
XPressは初めてWindows95/NT版が発売されるということで、DTP業界全体から注目を集めている。(報道局 市川美穂)
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