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NECが、ネットワーク自動監視システム“98通報サービス”などを開始

1997年12月10日 00時00分更新

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 日本電気(株)は、クライアントやサーバーの障害・警告を自動的に検出・通報する“98通報サービス”と、システム管理者の業務を遠隔操作機能を利用して代行する“遠隔操作サービス”を25日に開始する。ただし、サービス対象機種となるのは、Express5800シリーズ、PC98-NXシリーズ、および'97年2月以降に発売されたPC-98シリーズ。

 “98通報サービス”は、同社がすでに行なってきた、サーバーの障害・警告を自動通報する“エクスプレス通報サービス”に、クライアントの監視を加えたサービス。“98通報サービス”では、専門の監視センターが、24時間体制でLANなどを監視。障害・警告が検出されたときには、当該情報をサービス・サポート会社に電子メールで自動通報する。自動通報を受けたサービス会社は、ユーザーに通報内容を連絡し、対応を促す。

 このサービス・サポート会社には、NECグループの(株)NECフィールドサービス、(株)NEC商品サービスの2社が担当。監視センターは、それぞれ426ヵ所、140ヵ所の計566ヵ所があり、24時間365日の監視体制をとっている。

 通報される内容は、ディスクアレイの縮退や欠陥セクターの増加などのディスク障害、ディスクの空き容量やメモリー容量の不足、装置温度や冷却ファンの状態など。価格はクライアント1台につき、1ヵ月300円から。また、'98年6月までに申し込めば、1年間無料サービス(月~金、9時から17時まで)が受けられる。

 また、“遠隔操作サービス”も25日にサービスを開始する。クライアントマシンに“pcANYWHERE 32EX”と“DMITOOL”をインストールすることで、システム管理者は、自分のディスプレーでクライアントユーザーの画面の表示内容を見ながら、ネットワークを介して、操作支援や代行操作を行なうことができるようになる。“遠隔操作サービス”では、この機能を利用して、サービス・サポート会社の担当者が、システム管理者の業務を代行するサービスを行なう。価格は、1年間9万円から。(報道局 佐藤和彦)

http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9712/0902.html

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