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システムサコムが切り替え器2機種を発売

1997年12月09日 00時00分更新

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 『スカジー換太 ノートPC対応版』は、現在発売中のSCSI切り替え器『スカジー換太』を、ターミネーター用の電源を供給していないSCSI用PCカードアダプターでも利用できるように改良したもの。2台のパソコンでひとつのSCSI機器を使う場合、正面にあるスイッチを押すだけでつなぐパソコンを切り替えたり、1台のパソコンでふたつのSCSI機器を使い分けることができる。なお、MOなどの外部記憶装置を切り替えて使う場合は、ファイル保護のため、いったんメディアをイジェクトしてから切り替える必要がある。同じ理由で、ハードディスクを切り替えて使うことはできない。SCSIケーブルを通して電源供給を受けるので、外部電源を必要としない。

 『PC換太』は、ひとつのPS/2キーボード、PS/2マウス、ディスプレーをPC/AT互換機とMacintoshとで共有して使える切り替え器。キーボード上の選択キー(ScrollまたはPause)を押すことで3種類のデバイスを同時に切り替えることが可能。利用できるキーボードは、日本語106/109および英語101/104キーボード。Macintosh用のキーボードは利用できず、パワーオンキーと同等のボタンが『PC換太』の前面に付いている。使用できるディスプレーの解像度は1280×1024ドットまで。ADBマウスをつないで、Macintosh上でのみ利用することも可能。なお、端子の形状などの関係で、PC/AT互換機どうしで、または、Macintoshどうしで共有することはできない。

 本体サイズは2機種ともに、幅196×奥行86×高さ25mm。重さは『スカジー換太』が約300g、『PC換太』は現時点では未定だが「同じくらいになる」とのこと。(報道局 中山実)

http://www.sacom.co.jp/

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