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数理システム、データ解析ソフトをバージョンアップ

1997年12月05日 00時00分更新

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 (株)数理システムは、データ解析ソフト『S-PLUS for Windows Version 4.0』(英語版)を12月10日に発売する。価格は24万円。同ソフトの開発元は米MathSoft社で、日本語版は'98年1月にリリースの予定。

 同ソフトはベル研究所が開発したオブジェクト指向のデータ解析用言語“S言語”をベースに、統計解析機能やグラフィックス機能、ユーザーインターフェースを付け加えたもので、2000以上の関数群によるデータ解析に対応している。Excel、Lotusのほか、SAS、SPSS形式などさまざまなフォーマットのデータが取り込み可能で、ODBCに対応したデータベースの情報も扱える。また、S言語を用いた独自のプログラミングができるため、GUIなども自由に作成できる。

 グラフィックス機能としては、基本的な散布図や回帰直線から3Dグラフまで、80種類以上のグラフィックスに対応し、軸やメモリーなどもカスタマイズできる。ワープロなどにグラフを貼り付ける機能も備えている。

 Version 4.0の大きな特徴は、従来バージョンに比べてマウスでの操作性が向上したところ。メニューやアイコンをクリックするだけで、解析結果やグラフの出力/加工、データベース情報の取り込みなどができる。(報道局 浅野広明)

http://www.msi.co.jp/

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