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エンペックスが、ポケットナビの新製品『GPS65』を発売

1997年12月03日 00時00分更新

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 エンペックス気象計(株)は、GPS対応のポケットナビ『GPS65』を、10日から全国のアウトドア店などで販売する。

 同製品は、20万分の1の日本地図をもとに縮尺・編集された地図を搭載しており、都道府県、海岸線、主な島、湖などが画面にグラフィック表示できるようになったため、従来製品では、緯度や経度で確認していた現在地やルートを、視覚的に把握できるようになった。また、山頂、灯台、湖、島など代表的なポイント6169ヵ所が漢字で登録されており、行きたい場所の検索が行なえるようになった。

 画面の1辺の地図上の距離は2、10、20、74kmの4段階に変更でき、画面下には、それぞれ500m、2.5km、5km、25kmのスケールが表示される。また、250のポイント、20のルートを記憶する機能が付いており、釣り、バードウォッチング、きのこ狩りなど、記録に残しておきたい場所をインプットできる。操作方法も、十字キーでメニューを選択し、ボタンを押すだけの簡単なものとなっている。

 超小型の一体型GPSアンテナと11チャンネルレシーバーエンジンの採用により、同製品では最大11個(従来製品では8個)まで衛星信号の受信が可能となり、信頼性、精度だけでなく、衛星信号の処理速度も向上した、という。重量約235g、寸法約167×60×36mm、リチウム電池を使用し、13時間の連続使用が可能。価格は6万9500円。(報道局 佐藤和彦)

問い合わせ:TEL.03-3494-4011

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