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アスキーが、教育用統合ソフト『メディアルーム2』を発売

1997年12月02日 00時00分更新

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 (株)アスキーが、12月5日に発売する『メディアルーム2』は、パソコンを学校や家庭での教育に役立てるために開発された教育用統合ソフトの新バージョンで、統一された操作体系で各種のマルチメディアデータの作成・加工を行なう6つのツールを搭載している。

 同ソフトに収録されている約900種類の下絵やスタンプを利用できる“おえかき”、原稿用紙タイプの文章作成ツール“さくぶん”、声や音楽の録音・加工や同梱されている約1000種類の効果音を利用できる“サウンド”、手作りアニメを作成する“アニメーション”、テレビやビデオから動画を取り込み編集する“ムービー”、スキャナーやデジカメから画像を取り込む“スキャナ・デジカメ”。

 また、いろいろなツールで作った作品をひとつにまとめて、マルチメディアタイトルを作成できる“アルバムツール”では、同ソフト本体がなくても作品を実行できるランタイム内蔵の実行ファイルを作成できるようになった。さらに、同ソフト独自の“はこぼたん”にサーバーを指定できるため、複雑なファイルを操作することなくネットワークが利用できる。

 Windows95対応だが、Windows3.1対応版も同梱されている。メモリーは12MB以上、15MB以上のHDD空き容量が必要。ディスプレーは640×480ドット、256色以上表示可能、CD-ROMドライブ2倍速以上。AVIファイル対応のビデオキャプチャーボード、WAVファイルが再生可能な音源ボード、TWAIN32対応のスキャナーが必要。デジタルカメラは、カシオQVシリーズ専用の写真データ取り込みモジュールを内蔵する。

 価格は1万2800円。学校での一括購入用に11本セットの『メディアルーム2 学校パック』も販売、価格は9万8000円。(報道局 佐藤和彦)

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