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日本IBM、既存のクライアント/サーバーシステムのTCOを削減するソフトを発売

1997年12月02日 00時00分更新

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 日本アイ・ビー・エム(株)は、サーバーで管理するOSやアプリケーション、データなどを、クライアント側が自分のパソコン環境のように使えるソフト『IBM WorkSpace On-Demand Manager』日本語版を12月22日に発売する。価格はサーバー用が10万4000円、クライアント用が3万6000円。

 同ソフトにより、クライアントが使う各種ソフトはすべてサーバーで管理でき、バージョンアップへの対応、障害の判別などにかかるコストの管理もサーバー側で一元化できるようになる。クライアントは、ユーザーIDとパスワードを入力することによってサーバーにアクセスし、あたかも自分のパソコン環境のように各種ソフトを利用することができる。

 同ソフトは、同社が開発したネットワークOS『OS/2 Warp Server』上で稼動し、“100% Pure Java”に準拠する。企業内LANでの利用に加え、POS端末によるストア・オートメーション、ATM端末によるバンキングシステム、電車や飛行機などのチケット販売などにおいて、管理を一元化するシステム構築が可能としている。(報道局 浅野広明)

http://www.ibm.co.jp/

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