日本電気(株)が今回シェアウェアとして販売する『VisualMail Version
1.0』は、ユーザーの声を製品にすばやく反映させることを目的として今年の7月に設置された“インキュベーションセンター”の開発による市販ソフト第1弾となる。
SMTPおよびPOP3に対応しており、1台のパソコンを複数のユーザーで共有したり、ひとりで複数のアカウントを利用することが可能となる。
受信したメールは、日付・アドレス・内容などあらかじめ設定した条件で自動的に分類され、どのグループのメールが届いているかがアイコンで表示されるため、重要なメールを読み逃がす心配もなくなるという。また、新たに設定した条件で過去のメールを分類しなおすこともできるので、特定のキーワードを入力して全文検索を行なえば、大量のメールの中から必要なものを探し出すこともにできる。
なお、現在は『β2版』までリリースされており、延べ4000人の利用者がいるという。
Windows95/NT用で価格は4000円。1ヵ月の試用期間のあとも継続して使う場合は、同社のホームページ『BIGLOBE
SoftPlaza』でクレジットカード決済を行ない、パスワードとなる“キー”を手に入れる必要がある。(報道局
中山 実)
http://www.incx.nec.co.jp/VisualMail/