日本電信電話(株)は、マルチメディア会議システムキット『Phoenix』シリーズに、デスクトップ型のIBM
PC/AT互換機で利用できる『Phoenix V』を追加、11月19日に販売を開始する。対応OSはWindows95。通信ボード、カメラ、受話器、通信ソフトウェアなどがセットで、価格は23万8000円。また、オプションとしてLANボードを1万円で販売する。
同キットにより、ISDNやEthernet LANを通じてのテレビ会議が可能となる。ISDNによるテレビ会議システムの規格は国際標準“H.320”に準拠し、一方、Ethernet
LANは、同社の開発したLAN用プロトコル“FM-C100Lプロトコル”を採用している。
映像や音声だけでなく、同時に国際標準“T.120”に準拠したデータ会議も利用でき、ISDNサービス『INSネット64』上では、FM-MC800シリーズなどの多地点接続装置を用いた多地点データ会議も行なえる。(報道局 浅野広明)
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