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米HP社がWindows CE2.0を搭載したHandheld PCを他社に先駆けて出荷

1997年11月11日 00時00分更新

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 米HP(Hewlett-Packard)社は、Windows CEの最新バージョン、2.0を搭載した『HP 360LX palmtop PC』の出荷を11月10日に開始した。

 これは、Windows CE 2.0を搭載して出荷された初めてのHandheld PCで、CPUはSH-3 RISCの 60MHz。メモリーは標準で8MB搭載し、10MBまで増設可能。ディスプレーは640×240ドットで、ナチュラルホワイトのバックライトが装備されている。重量はバッテリー込みで457グラム。実売価格は699ドル。

 これに合わせて、同社は旧機種『HP 320LX palmtop PC』の価格を499ドルに値下げ。同製品はROMをアップグレードすることで、コストパフォーマンスの高いWindows CE 2.0搭載モデルとなる。

 同社のワールドワイド・マーケティングマネージャーでアジアPC担当のDennis Hamann氏は、「HP社は低価格な商品を提供することで、Handheld PC業界をリードしている。今後は、ビジネスでよく使われる、Microsoft Power Pointなどとの互換性を提供する予定だ」と語っている。(報道局 庄田恵美)

http://www.hp.com/

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