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LinuxWorld Conference&Demo/Tokyo 2000

LinuxWorldレポート――VA Linux Systemsジャパン / 東芝エンジニアリング / NTTコムウェア

2000年10月31日 00時00分更新

文● 吉川

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 東京ファッションタウン(TFTホール)にて、ビジネスにフォーカスしたLinuxイベント「LinuxWorld Conference&Demo/Tokyo 2000」が開催された。今年5月に行なわれた「LinuxWorld Expo/Tokyo 2000」では2万4193人の来場者数があり大盛況だった。運営元の(株)IDGジャパンはこの盛り上がりを受け、当初は予定されていなかった秋のイベント開催を決定し、今回に至った。今後「LinuxWorld」は、年2回の定期開催にする予定だという。

 今回のLinuxWorldは、タイトルに「Conference&Demo」とあるように、カンファレンスやデモンストレーションを中心としたもので前回よりも小規模であるが、人気のあるイベントだけに会場には人があふれていた(正式な入場者数アナウンスは11月1日朝発表予定)。

 ここでは、10月23日から本格的な活動を開始したVA Linux Systemsジャパン(株)のブースを中心に展示会場レポートをお届けする。

VA Linux Systemsジャパン(株)

 前回に引き続き、今回も大がかりな出展(Gold Sponsorとして出展)を行なったVA Linux Systemsジャパン(以下VAJ)だが、1Uサーバなどの新製品をはじめ、NAS(Network Strage Storage)製品、さらにはパートナー企業によるサービス紹介などを行なっていた。

サーバの写真ですVAJの純正ラックに収納されたサーバ群
新製品「VA Linux 1220」。Pentium III-733~933(デュアルCPU可)、メモリ最大4GB、Ethernetポート×2の製品。1Uのシリーズはこのモデルから外部バスが133MHzになり、デュアルCPUにも対応した。CPUは緑色のカバー部分に配置されているのだが、なんとこのカバーは紙製なのだ(製品も同じ)。このカバーで吸気した風をうまくCPUに導いている。米国での価格は2666ドル~9115ドル
NAS製品「VA Linux 9205 NAS」も展示されていた。画面はNASの管理ツール。Webベースでリモート管理を行なうことができる
「VACM(VA Cluster Manager)」。GUIにより、CPU、ファン、メモリ、ディスク使用量などをチェックするほか、ハードウェアの電源制御やOSのシャットダウン/リブートが可能。さらにユーザーアカウントの管理もできる

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