このページの本文へ

VA Linux、オープンソース開発者とユーザーの交流を促進するプログラムを設立

2000年10月20日 17時42分更新

文● 植山 類

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米VA Linux SystemsのOSDN (Open Source Development Network)部門は10月19日、オープンソース開発者とベンダー、ユーザーの交流を促進する「OSDN Developer Services Program」を立ち上げると発表した。10月30日にSan Joseで開催される「Open Source Database Summit」を皮切りに、ネットワーク管理やセキュリティなどのカンファレンスを開催していく。

 Open Source Database Summitには、MySQLやPostgreSQL、InterBase、Berkeley DBの主要開発者がスピーカーとして登場する。

 このようなカンファレンスは、今年初めにVA Linux SystemsとHPが開いたOpen Source Printing Summitの成功がきっかけだという。「OSDNのWebサイトはオープンソース開発者に対してすぐれたオンラインリソースを提供しているが、開発者同士が面と向かって会うことも重要だ」とVA Linux Systems戦略企画部のJohn "Tiberius" Hall氏。

 OSDNのWebサイトは、月300万ユーザーが訪れる巨大サイト群で、Linux.comやナードのためのニュースサイト“Slashdot”、オープンソースプロジェクトのためのホスティングサービス“SourceForge”、最新ソフトのニュースサイト“Freshmeat”、ウィンドウマネージャなどのテーマを集めた“Themes.org”などを提供している。

 OSDNが開催するカンファレンスやイベントの情報はhttp://www.osdn.com/conferencesで参照することができる。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード