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リアルタイムLinux協議会、10月31日発足へ

2000年10月10日 09時59分更新

文● 植山 類

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 (株)三技協は10月4日、「リアルタイムLinux協議会(仮称)」を設立すると発表した。通信・制御などの産業分野におけるリアルタイムLinuxの普及と浸透を目指して、研究機関や教育機関、企業を問わず参加者を募集する。技術情報の交換や展示会、セミナーの開催による情報発信の場を提供していくという。

 同社は、リアルタイムLinuxを使用して、パネル型コンピュータの開発や、電波伝播の状況監視を目的とする遠隔制御/監視システムなどを開発している。

 すでにリアルタイムLinuxの業界団体は複数存在するが、この点についてリアルタイムLinux協議会は、組み込み・家電業界を中心に活動する「日本エンベデッドリナックス コンソーシアム」(Emblix)と協力関係を持つとしている。

 2000年10月中旬に設立準備会議を開き、10月31日にLinuxWorld会場で設立総会を行なう予定。

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