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デジタルファクトリの米国子会社、「Kondara MNU/Linux」を米国でオンライン販売

2000年08月17日 13時07分更新

文● 植山 類

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 デジタルファクトリ(株)の米国子会社Digital Factory U.S.A.は、Kondara MNU/Linuxの海外展開の一環として、米国市場において「Kondara MNU/Linux 2000」および「Kondara MNU/Linux Server 2000」のオンライン販売を開始する。製品の出荷は8月15日から。初年度の販売目標は合計1万本。

 Kondara MNU/Linuxは、ボランタリベースのKondara Projectとデジタルファクトリが連携して開発・販売しているディストリビューション。当初は、Red Hat Linuxの開発版「Rawhide」に対するアドオン・パッケージ集として個人的に開発されていたものだったが、販売・サポート能力を持つ企業と協調することにより、ディストリビューションとして開発されることになった。現在では、デジタルファクトリとコミュニティとの協調の成果として、クライアントからサーバまでをカバーしたKondara MNU/Linux製品群がリリースされている。

 今回の米国拠点の開設はデジタルファクトリのグローバル展開戦略の一環で、同社は今後も積極的な海外展開を目指すという。今回のプレスリリースの中で同社は、先進のLinux技術を「Kondara MNU/Linux」製品群を通じて日本から世界にむけて提供していく、としている。

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