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SuSE Linux 7.0リリース

2000年08月02日 15時34分更新

文● 植山 類

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 ドイツのSuSEは7月31日、「SuSE Linux 7.0 Personal Version」と「同 Professional Version」をリリースした。SuSE Linuxは、Red Hat LinuxやCaldera OpenLinuxと並んで特にヨーロッパで人気の高いディストリビューションだ。

 「Persional Version」はLinux初心者とホームユーザーをターゲットにした製品で、CD-ROM 3枚から構成される。アプリケーションはKDEやNetscape Communicatorといった標準的なもののほかに、先日ライセンスがGPLになったSun Microsystemsのフリーなオフィススイート「StarOffice 5.2」がバンドルされる。また、60日間のメール、FAX、電話によるインストールサポートが付属する。

 「Professional Version」は、ハイエンドのホームユーザーとITプロフェッショナルをターゲットにした製品。CD-ROM 6枚のほかにDVD-ROMが1枚付属し、1500以上のパッケージが収録されている。サーバ用途への最適化として、4GBまでのメインメモリやRawデバイスをサポートするカーネルが採用されている。90日間、週5日のサポートが付属する。

 製品出荷は2000年8月末から。価格はPersional Versionが46ユーロ、Professional Versionが66ユーロ。

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