米Cobalt Networksは18日、Linux用ファイアウォールソリューションおよびアプライアンスを提供する米Progressive Systemsを買収することで合意したと発表した。買収は1100万ドルと株式交換によって行なわれる。
Progressive Systemsは、Linux用のファイアウォール「Phoenix Adaptive Firewall software for Linux」や、それを組み込んだアプライアンス「Phoenix Firewall Appliance Microserver」、VPNソフトウェア「Smartgate VPN」などを販売している。一方のCobalt Networksは、「Cobalt Cube」や「Cobalt RaQ」など、小型のLinuxサーバアプライアンスを販売する。この買収により、Cobalt Networksはより優れたセキュリティをアプライアンスで提供できるとしている。
Cobalt Networksは2000年3月、プラットフォームに依存しないASP (Active Server Pages)ソフトウェアを開発する米Chili!Softの買収を発表した。7月17日に発表されたCobalt RaQ 4rには、すでにChil!Softのソフトウェアが組み込まれている。