組み込みシステム向けのLinuxである『Hard Hat Linux』の開発元、米MontaVista Softwareと米IBMは、IBMの組み込み向けJava開発環境『VisualAge Micro Edition(VAME)』のHard Hat Linux対応版を発表した。
VAMEは、IBMの組込用JavaVM『J9』と組み合わされたランタイムコンポーネントを含む統合開発環境で、以下の製品をサポートする。
- x86
- IA-32
- PowerPC
- StrongARM
- MIPS
- SH3
- SH4
Hard Hat Linuxは、Monta VistaのFTPサイトからダウンロードすることが可能。
VisualAge Micro Editionは、IBMの以下のサイトからダウンロードが可能。http://www.ibm.com/software/ad/embedded
なお、MontaVista Softwareはこの発表と同時に、MIPS関連のマーケティングやプロモーション、さらには技術支援などを行なう米MIPS Technorogiesのパートナープログラム『MIPS Alliance Program(MAP)』に加入したことも発表した。これによりMonta Vistaは、MIPS32、MIPS64のサポートが容易になるという。