(株)ジャストシステムは、6月27日、プレゼンテーションソフト「Muffin」と表計算ソフト「Choco」を開発中であることを発表した。これらの製品は、「一太郎Ark for Java」に続くJavaアプリケーションであり、XMLへの対応や、プラグインによる機能拡張など、一太郎Ark for Javaで培われてきたテクノロジーを継承している。
Muffin
また、出力されるプレゼンテーションはHTMLもしくはXHTMLと、CSS、JavaScriptで構成されるため、これらに対応したWebブラウザであればブラウズ可能なのが特徴だ。さらに、ひとつのプレゼンデータに対し、複数のビューを作ることができる機能や、細かいキーワード検索が可能なクリップアート集なども盛り込まれている。今後、ワンタッチで図の挿入ができるツールなどの追加も予定しているという。
Choco
1MB強とコンパクトなプログラム本体は、プラグインにより機能を拡張することができる構造になっている。たとえば、Excelコンバータプラグインを追加すればExcelファイルの読み込み/保存をすることが可能だ。Lotus 1-2-3や三四郎などのファイルコンバータもプラグインとして提供される予定である。さらに、ユーザー自身がプラグインを作成して、ワークシート関数を追加することもできるという。