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スプレッドシートをベースとしたGUI構築ツール「WINGZ v2.5J for Linux」7月14日に発売開始

2000年06月13日 23時01分更新

文● 吉川

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 (株)アイフォーは、スプレッドシートをベースにしたGUI構築ツール「WINGZ v2.5J for Linux」を発売した。

 WINGZは本来スプレッドシートとして開発されたが、付属のスクリプト言語「HyperScript」とセットでGUIアプリケーション構築に使われることが多くなったため、単なる「スプレッドシート」としてではなく、「GUI構築ツール」として位置付けられている。

 HyperScriptは、ボタンやメニュー、イベント処理といったGUIアプリケーションに必要な機能を備えており、RDBMS接続用の「WINGZ-DataLink v2.0J」(WINGZにバンドルされている)を使うことによって、OracleやInfromixといったRDBMSに接続、これらのクライアントソフトとしても利用することが可能だ。対応するRDBMSは、

  • Oracle……Oracle 8i(接続するためには、Oracle Net8 for Linuxが必要)
  • Informix……Informix DynamicServer SE Ver.7.3以降、Informix Dynamic Server Ver. 7.3以降(接続するためには、Informix Connect Ver.2.3以降が必要)

となっている。

 現在WINGZの導入は、官公庁を中心に進んでいる。今回のLinux版発売は、アイフォーのマルチプラットフォーム戦略に則ったものだという。価格は1本1万2000円で、アカデミックパックは7000円となっている。その他のスペックは以下のとおり。

「WINGZ v2.5J for Linux」動作環境

  • CD-ROMドライブ……インストール時のみ必要
  • カーネル……2.2以上
  • ライブラリ……glibc2.1以上
  • ハードディスクスペース……8MB以上
  • 画面解像度……800×600ドット、256色以上
  • 要マウス

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