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ターボリナックス ジャパン(株)、「TurboLinux Server 日本語版6.1」を6月16日から発売

2000年05月24日 21時11分更新

文● 沖中弘史

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 ターボリナックス ジャパン(株)は、「TurboLinux Server 日本語版6.1」を6月16日から発売する。

「TurboLinux Server 日本語版6.1」画像
「TurboLinux Server 日本語版6.1」

 同製品では主に、セキュリティの強化やデータベース使用時のパフォーマンス向上などが行なわれている。特にセキュリティ面の強化のために米RSA Securityと提携、SSL(Secure Sockets Layer)の開発ライブラリ「RSA BSAFE SSL-C」を同製品に収録されることにした。サポートは、インストールからサーバー設定までの範囲で、電話/Web/メールによる90日間3インシデントまでとなっている。価格は3万9800円で、アカデミック版は2万4800円。

 「TurboLinux Server 日本語版6.1」の主な特徴は以下のとおり。

  • カーネル2.2.15、glibc 2.1.3、XFree86 3.3.6を採用
  • 最大4GBメモリをサポート
  • RAW I/O、Async I/O、I2O(Intelligent I/O)をサポート
  • 緊急性の高いセキュリティホールが発見された際に、その対策をメールで通知する「セキュリティホール通知サービス」を提供
  • 最新のアップデートモジュールを収録した「メンテナンスCD」を年4回送付
  • インストーラの新機能「AutoCruise」により、インストール用のシステム設定ファイルを作成可能(このシステム設定ファイルを使用することで、同一構成のサーバを簡単に複数構築することが可能になる)
「TurboLinux Server 日本語版6.1」画像
「TurboLinux Server 日本語版6.1」のデスクトップ

バンドルされる商用アプリケーション

  • BRU: バックアップソフトウェア
  • HDE Linux Controller 1.0: Web経由でのサーバ管理が可能なシステム管理ツール
  • Norton Ghost: バックアップ用ディスクイメージ作成ツール
  • RYOBI日本語TrueTypeフォント
  • RSA BSAFE SSL-C: SSL(Secure Sockets Layer)の開発ライブラリ

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