米IBMは、Webページ作成ソフト「IBM NetObjects TopPage for Linux」のベータ版を公開した。
同製品は、日本では「ホームページ・ビルダー」として知られており、「IBM NetObjects TopPage」Windows版は59.95ドルで販売されている。また、2000年の2月にもベータ版が公開されており、今回で2度目の公開となる。ダウンロードは、同社のWebサイトから可能。ベータ版の使用期限は、2000年12月31日までとなっている。ファイルサイズは、以下のとおり。
- toppage-0.9-1.i386.rpm(16.7MB)
- toppage-docs-0.9-1.i386.rpm(9.4MB)
- toppage-tutorial-0.9-1.i386.rpm(22.5MB)
また、「TopPage for Linux」を動作させるためには、Windowsのエミュレーションを行なうソフトウェアである「Wine」が必要となるが、同製品用にカスタマイズされた「Wine for TopPage」を記事末のURLからダウンロードできる。ファイルサイズは以下のとおり。
- toppage-wine-0.9-2.i386.rpm(16.5MB)
日刊アスキー編集部で動作確認してみたところ、「LASER5 Linux 6.0 Rel.2」上では、さしたる問題もなくインストールできた。
「TopPage for Linux」の起動画面 |
サンプルページを表示させた |
フォントの設定を変えて、日本語を表示させようとしたが、文字化けしてしまった |
英語版「ホームページ・ビルダー」ということで、日本語の表示ができることを期待したのだが、残念ながらできなかった。日本アイ・ビー・エム(株)が、「ホームページ・ビルダー」のLinux版をリリースしてくれるのを期待したい。