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Mozilla Organization、「Mozilla M14」をローカライズする「Language packages」をリリース

2000年03月31日 02時22分更新

文● 沖中弘史

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 Mozilla Organizationは、Webブラウザ「Mozilla」のアルファ版「Mozilla M14」をローカライズする「Language packages」をリリースした。

 「Language packages」は、メニューやダイアログなどのメッセージをローカライズするためのもの。現在、日本語をはじめ、アラビア語、ベンガル語、ブルガリア語、中国語、チェコ語、デンマーク語など、44カ国語に対応している。日本語へのローカライズには、2月にお伝えした「Mozilla 日本語パック」が使用されている。ダウンロードは、Mozilla OrganizationのFTPサイトから可能で、現在Linux用とWindows用のパッケージが用意されている。Linux用の日本語化パッケージのファイルサイズは68KB。動作環境は、「Mozilla M14」がインストールされていること。「Language packages」のインストールは、ダウンロードしたファイルで、インストール済みの「Mozilla M14」の″chrome″ディレクトリを上書きするだけの簡単なものとなっている。

 日刊アスキー編集部で動作確認してみたところ、「LASER5 Linux 6.0 Rel.2」上では、さしたる問題もなくインストールできた。

「Mozilla M14」画像
「Language packages」を適用した「Mozilla M14」。メニューが日本語化されている
「Mozilla M14」画像
「Language packages」を適用した「Mozilla M14」の「設定」ダイアログボックス。メッセージが日本語化されている

 また、1つ前のリリースではあるが、「Language packages」を適用する必要のない、日本語化済みの「Mozilla M13」も同FTPサイトから入手可能となっている。

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